100g以上の重量を持つドローンの機体が登録制となります。これは2022年12月に大きく変わるドローンに関する法律の一部の根幹をなす部分で重要なものです。車で言うとナンバープレートの導入の様なもので、
- 機体情報(製造者、機体名、製造番号など)
- 所有者(氏名、住所など)
この2つを紐付けすることでこれまでドローンに関して不明瞭だった部分を明確にしていく・・・という狙いがあります。また、これに伴い機体にはリモートIDと呼ばれる遠隔からデータを読み取るために使われるICチップの搭載が義務化されます。
これは逆に言うとなにかあった時に行政側が対策をするためでもあり、例えば
- 不審なドローンがいる
- 墜落した機体が見つかったが所有者がわからない
といった時に特定するためにも利用されます。
では空を飛んでいるドローンの特定をどうやってするのかと言うと、遠方から読み取る専用のデバイス(キャプチャ機器と呼ばれています)で読み取ることになる様です。
さて、そんなドローンの登録義務化ですが2022年6月19日までに事前登録をすれば、リモートIDの登録が免除されます。どちらにせよ登録は義務化になるので、今のうちに済ませると良いかもしれません。
少し古いですが、国土交通省 内閣官房小型無人機等対策推進室によるオフシャルの解説URLも掲載しておきますのでご参考までに。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/kanminkyougi_dai15/siryou2.pdf
Text by 今井浩介
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