DJI 赤外線画像変換


赤外線画像解析ソフトで使うと温度データが消える、使用できなくなってしまうDJI社独自の赤外線画像(DJI式 赤外線画像)を温度データの消えない赤外線画像形式(FLIR式 赤外線画像)に変換します。 FLIR式の赤外線画像へと変換することで、従来のFLIR式の赤外線画像を利用するソフトウェアに幅広く対応します。

これまで利用できなかったDJIの赤外線カメラで撮影した画像がFLIR ToolsやPix4DMapperなどでご利用いただけるようになります。

 

FLIR Toolsによる高精度分析が可能に!


FLIR ToolsにDJIの赤外線写真を読み込ませると温度情報が読み取れないため、画像として認識・表示され分析ができません。

Pix4Dによるオルソ化が可能に! オルソ画像作成後も温度解析ができます


Pix4Dなどオルソ画像作成ソフトにDJIの赤外線写真を使用すると温度情報が消え、オルソ化が困難になるだけでなく温度解析もできなくなります。

オルソ画像作成用赤外線サンプルダウンロード


ダウンロード
オルソ画像作成用サンプル_FLIR式熱赤外.zip
zip ( 圧縮 ) ファイル 95.9 MB

Pix4Dなどを利用してオルソ画像を作成するために必要な赤外線直下視画像です。

DJI Mavic3Tで撮影し、弊社でFLIR式に変換してあるためPix4Dなどでオルソ画像の作成が可能です。

お手持ちのオルソ画像作成用ソフトで作成できるか簡易的に確認することができます。

 

内容

・容量 96MB

・枚数 104枚(FLIR式 R-jpeg)

・使用機材 DJI Mavic3T

・用途 オルソ画像用

2024年6月1日から外壁調査に最適なパレットパターンへの変換が可能になります


2024年4月12日 追記

 

本サービスにてFLIR式に変換された赤外線画像は全て「ホワイトホット(高温部が白色)」のパレットモードとしてのお渡しとなりますが、

 

外壁調査に最適化されたFLIR式の赤外線画像へと変換可能になります。

 

1. 特定の放射率への調整

2. Rainbowパレットパターン

 

 

変換した画像のパレットモードを外壁調査などに最適なRainbowとしてお渡しします(オプション)。

通常はホワイトホットでの納品となりますが、Rainbowとしてお渡しするためすぐに解析・点検業務に移ることが可能です。

 

※1 ホワイトホットの画像も一緒にお渡しします(ホワイトホット、Rainbowの二種類のお渡し)

※2  Rainbowに変更すると「FLIR」マークや「温度調整バー」などが画像に入ります。

 

6月1日から実装されます。お楽しみに! 

1. FLIR ToolsやPix4Dが一切使えないDJIの赤外線写真


DJI Mavic3T, H20T, H20N, M30にて撮影された熱赤外線画像は従来のFLIR形式のR-jpegではないため解析ソフトが使用できません

 

※上記全ての機種・カメラで撮影された赤外線写真は変換後FLIR Toolsなどで使用できることを確認しています。

※Mavic2 Enterprise Advancedはサポート対象外です。

※DJI H30Tにて撮影された赤外線画像は対応できるように現在アップデート中です。

2. DJIの赤外線写真が解析ソフトで使えなくなった背景


 

 サーマルカメラといえばアメリカのFLIR社であり、赤外線写真を使った解析はFLIR社のソフトウェアを使って行われてました(FLIR Tools)。

ほかにもサーマルカメラで撮影した赤外線画像を解析するソフトはありますが、基本的にすべてFLIR社が開発したR-jpegに準拠したものでした。

 

しかし、DJIがFLIR社との提携を解消したいま、温度データが格納された熱赤外線画像は今後DJI社独自のR-jpegを使用せざるを得ません。しかし、このDJIのR-jpegはひとクセあり、これまで赤外線解析で広く使用されていたソフト"FLIR Tools"をはじめオルソ画像作成ソフト"Pix4D"などでは全く使用することができず、解析に利用することができない状態でした。

 

これはドローンで業務をする関係者を悩ませていましたが、この度国内で(おそらく)初めてDJIの熱赤外線画像であるR-jpegファイルを汎用性の高い別のFLIR社と同様のR-jpeg形式へと変換(以下FLIR式 R-jpeg)する独自のソフトウェアの導入に成功しました。※Pix4D、FLIR Tools(iOS,Windows版)で動作確認済み

 

せっかく広範囲を熱赤外線カメラで撮影したのに、家屋を撮影したのに、このままでは分析に使えない・・・そんな悩みを解決します!

3. 料金体系


プランはご希望枚数によって料金が異なる3つのプランと、サンプル変換の4種類です。

 

Aプラン(1~199枚)・・・ASK     

Bプラン(200~499枚)・・・ASK 

Cプラン(500枚~)・・・ASK 

サンプル変換(3枚まで)・・・5,500円(税込)

 

サンプル変換

お客様の利用されているソフトウェアで変換された赤外線画像が実際に作動するかどうかを確認するためのプランです。

※サンプル変換はあくまでお試しプランなので、価格は割高の設定になっています。

 

「サンプル変換」で納得していただけましたら、「プラン別変換」をご利用ください。

 

4. 品質保証

変換した画像の一枚一枚を独自のソフトウェアとプログラムにて動作確認し、お渡ししています

プランの注文


変換希望枚数に応じたプランです。

3枚まで変換できます。弊社で変換した赤外線画像がご利用中のソフトウェアで実際に使用できるかなど、解析に必要な項目をご確認ください。


4. 変換サンプルダウンロード


実際に弊社の赤外線変換で変換された画像をダウンロードしていただき、お手持ちの解析ソフトで作動するか簡易的に確認することができます。

※最終的な確認として「サンプル変換」をご利用されることをおすすめ致します

DJI 式 R-jpeg

ダウンロード
DJI Mavic3Tに搭載されたサーモグラフィカメラで撮影された画像です。DJI社独自のR-jpegは従来の赤外線解析ソフトなどには使用できません
DJI式 R-jpeg.jpg
JPEGファイル 84.2 KB

FLIR 式 R-jpeg

ダウンロード
上記の画像を当社で変換し、FLIR式 R-jpegにしたものです。
FLIRと同様のデータ保存形式になっています。
FLIR式 R-jpeg(当社変換後画像).jpg
JPEGファイル 1.6 MB

5.  変換できない赤外線画像


DJIの熱赤外線撮影時の機能に「タイムスタンプ」があります。熱赤外線の画像そのものに撮影日時や場所が書き込まれるものですが、このタイムスタンプが画像に書き込まれていると変換ができません

 

タイムスタンプの部分をトリミング(切り取り)しても同様に変換できません。

変換をご希望の場合このタイムスタンプが画像上にないかご確認ください。

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